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ひそやかな花園

毎日新聞の日曜版に4月から連載中の角田光代さんの小説。
日曜日の朝は荒井良二さんのカラフルでファンタジックな挿し絵を眺めてから読むのがとても楽しみ。
初回から読んでいるが、主題や展開はまだよくわからない。
で、何がおもしろいかというと、かつて、大昔、自分も抱いていた「子どもごころ」を思い起こすからなのだ。
読み始めはとても違和感を感じて興味が湧かなかった。それは、登場人物である小学校低学年の子どもたちの語り口に全くついていけなかったからである。
小さな子どもとコミュニケートしようとするときに意識するのが、「子ども目線」であり、これとても大切なことだと思う。
「子ども目線」は、オトナである自分の立ち位置を変えずに子どもたちの目線にまで降りていって相手の子どもの気持ちをつかもうとする行為になるけど、そのときイメージできるかどうかは、「子どもごころ」をどれだけ描けるかによるのではないかと思う。
「ひそやかな花園」を読むということがまさにこの「子どもごころ」を自分で描くことと気がついたとき、俄然、興味が湧いてきておもしろくなってしまったのである。
話の展開は、子どもたちをゆっくりとオトナの世界に導いていくのかもしれない。週1というスローペースがほどよい感じで今後の展開が楽しみである。

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