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死後7日間のお話が2つ

仏教で人が死んでからの49日間を中陰という。
死者があの世へ旅立つ期間。四十九日。
死者が生と死・陰と陽の狭間に居るため中陰というらしい。
この最初の7日間を初七日というけど、
人がなくなって7日間で天国に行くという設定の映画をレンタルとセルビデオで二つ続けて観た。

ワンダフルライフ」と「椿山課長の7日間
父が亡くなってから死後の世界に興味があり、あの世に行くってどういうことなんだろうと思っていたのでとても面白かった。
「ワンダフルライフ」では、天国の入り口にある施設で「あなたの人生の中から大切な思いをひとつだけ選んで下さい」と言われる。そこに来た人々は自分の人生を振り返り、悩んだり、後悔したりしながら、大切な思い出を見出していく。そしてその思い出だけを抱いて天国へ旅立っていくというお話。
さて、自分の一番大切な思い出を選ぶとしたら何なんだろう?いくつかは取り出すことができるが、まだ、本当に真剣に考えてない。今は、毎日を一生懸命、大切に生きることの方が大切だと思う。
「椿山課長の7日間」は小説で読んでから観たけど映画は映画でおもしろかった。天国と地獄の中間地点にある“中陰役所”に4日目に辿りつくが、自分の死に納得いかず、かつ戻るべき事情が十分ある者は、厳正な審査のもと現世への“逆送”が特別に許可される。椿山課長は生前に“重大な事実”を知らされていなかったことが、あまりにも気の毒だという役所のお情けで、やくざの親分と小学生の少年と一緒に現世に舞い戻る。美女の姿を借りた椿山は、彼の周囲にいた人たちの真実の姿を見ることにより、絶望にうちひしがられたり、改めて本当の自分の想いに気がついてしまうが、最後はその思いを伝えることができて中陰役所にもどることができるというお話。
小説と比べるとストーリがシンプルになった分だけとんとん拍子に進んでしまうが、思いが伝わる最後のシーンはジーンと来てしまった。本当のことを知ることが幸せかどうかわからないけど、やっぱり知りたいという気持ちは(現世への思いとして)未練として残るんだと思う。死んでからそうならないように、誠実に真剣に思いを伝えて相手の気持ちを知りたいなと改めて思いました。

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