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クライマーズ・ハイ に思う

前もって少し書いていたものを8月12日にUPしようとしていてうっかり失念していたのと書きかけ状態が気に入らなくて没日記にしていたんだけど、blogが止まってしまっているのでそろそろと思い記事を開いたらなんとなくまたUPしたくなりました。だから内容は古いまんまです。なんとなく主題がずれちゃっているんだけどまぁいいか。(^^ゞ

昨日は、御巣鷹山の日航機ジャンボ墜落事故から22年目の夏でした。
特段の思いがあったわけではないけれど、事故当日の報道の様子については断片的だが今でも記憶が鮮明だ。
当時、九州支店勤務で福岡で独身生活しており、実家へ帰省する前日だったような気がする。

「クライマーズ・ハイ」の作品を通じて著者自身の人生に対する所感(日経ビジネス風に言えば有訓無訓)が掲載されたサイトを見つけた。いくつか作品を読み終えた後なのでとても興味深く読むことができた。残りの本も読んでみたい。

「クライマーズハイ」とは、ロッククライミングの際、興奮状態が極限まで達して、恐怖心がなくなる状態のこと、この魔法?が何らかの拍子に解けたとき一歩も動けなくなる恐怖が襲う。
日航機ジャンボ墜落事故を巡る地方新聞社の怒涛の一週間の中、事故原因スクープを巡る社内外の熾烈な駆け引き、その中心にいた主人公の心理状態はまさにクライマーズ・ハイ、最後の1分1秒を争う極限状態の中での決断のあと、主人公の心身状態は如何ばかりであったろうか?
17年後の谷川岳一ノ倉沢衝立岩中央稜でのオーバーハングを乗り越えるシーンとオーバーラップして思いが巡る。
私は、高校、大学と山に登っていたが、本格的なロッククライミングはやったことがない。だからもちろん実際のクライマーズハイは経験したことはないが、数年前、高校時代の後輩と奥多摩で沢登りをやっていたとき、滝の高巻きルートの目測を間違え途中で登ることもできず、降りることもできず、立ち往生してしまった恐怖体験がある。
体力的にも自分の体重を支えられない今、クライマーズハイは経験することは絶対無いだろう。
仕事での極限状況というのは、立場上、これからも訪れる可能性はある。そのときこそ、真価が問われ、自分が試されるときでもある。立ち向かう逃げない姿勢を崩したら最後、クライマーズ・ハイが解けたのと同じ状況に陥るのだろう。

主人公の新聞記者としての生き様が主題なのだが、親子の確執、絆が重要なモチーフになっており、おやじの立場としてその点でもとても興味深かった。

今、映画化の準備が進んでいるらしい。堤真一が主役らしいが、大いに期待している。ぜひ見たいと思っている。

今回、学生時代にお世話になった統計学の先生が「日航機御巣鷹山墜落事故より18年」という記事をご自分のHPに掲載されているのを知りました。 こちらも興味深く読みました。こういう出会いはなんだか不思議です。

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