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July 2006 posts

おやじ逝く

21日の19:20、父が亡くなりました。78才でした。

昨年6月に膵頭部に腫瘍が見つかり、高齢でしたが体力もあったので手術で周辺の消化器系内臓とともに切除しました。悪性の進行癌でしたが手術により摘出できたのでまずは助かりました。

昨年8月には退院し、以後、自宅で療養しておりましたが、癌がそのまま消え去ることはありませんでした。6月に入り容態が悪くなるとともに体力が低下し、生活にかなり制限ができてしまいました。本人に「家で過ごしたい」との強い希望があったので在宅看護をお願いして、ぎりぎりまで自宅で生活しました。

前日、看護師さんから入院を薦められ、家族が承諾して即、再入院となりましたが、それまでがんばっていた呼吸がフッと止まり、手術を担当いただいた医師が看取る形で最期はなんだかあっけなく逝ってしまいました。

臨終は、母、私と妹夫婦とその子どもたち家族に囲まれてその時を迎えました。祖父の死に直面して、子どもたちは人が死ぬことの意味を実感として理解したと思います。長男の感情をあらわにして発した送る言葉に思わず私も涙していました。

昨年11月には永年の警察官としての勤務が評価され、危険業務従事者叙勲で瑞宝章を受賞し、夫婦揃って皇居で天皇に拝謁することができて本望だったと思う。

ライフワークとなっていた畑仕事もがんばっていました。今、毎日、本人が育てた野菜の収穫に追われています。

公職定年後の第二の人生は、いろんなことに挑戦して、あらたな仲間がたくさんできて、とても華やかで輝いていたように見えます。

父は酒が大好きで毎晩晩酌していました。術後もビールコップ一杯程度ならOKと言われたのに、一度も口にすることがありませんでした。少しだけでも飲ませて上げたかったなぁ。

3年前に当時、手術のため入院した母を病院に見舞った帰りに父と二人で外食したことがあります。大学、社会人と長年親元から離れて生活してきたため、二人だけで外で酒を飲むのはこれが最初で最後となりました。仕事の話を聞くことが一切なかったし、おやじ自身の話もめったに聞くことがありませんでしたから、とても大切な思い出になりました。

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