« 発達障害者支援法案の国会中継(3) | Main | 発達障害者支援法案の国会中継(5) »

発達障害者支援法案の国会中継(4)

11月30日は、参議院内閣委員会の最後に衆議院松下内閣委員長の主旨・内容説明だけが行われ、質疑は12月1日とのことで散会となりました。明日の内閣委員会も視聴します。

さて、当初議員連盟案、衆議院提出当初法案、衆議院本会議上程法案の対比の続きです。
昨日は、内閣委員会泉委員から説明のあった部分を調べて対比しましたが、他の条文も見比べてみました。言い回しについても一字一句詳細に亘って検討が重ねられ、修正されたことが想像されます。今国会に上程することを大前提としたぎりぎりまでの法案策定に携わった議員の方々の努力の結果が、衆議院可決法案の形になったのだと思います。

8.(国及び地方公共団体の責務)第三条 4 国及び地方公共団体は、発達障害者の支援等の施策を講じるに当たっては、医療、保健、福祉、教育及び労働に関する業務を担当する部局の相互の緊密な連携を確保するとともに、犯罪等により発達障害者が被害を受けること【等】を防止するため、・・・・・
 【発達障害者と社会とのあつれきを防止するため】→【等】:当初議員連盟案→提出当初法案

9.(児童の発達障害の早期発見等)第五条  3 市町村は、児童に発達障害の疑いがある場合には、適切に支援を行うため、当該児童についての継続的な相談を行うよう努めるとともに、・・・・・
 【発達障害の疑いがある児童を発見した場合には】→【児童に発達障害の疑いがある場合には】:当初議員連盟案→提出当初法案

10.(調査研究)第二十四条 国は、発達障害者の実態の把握に努めるとともに、発達障害の原因の究明、【発達障害の診断及び治療】、発達支援の方法等に関する必要な調査研究を行うものとする。
 【 】内を追加:当初議員連盟案→提出当初法案

11.(指定の取消し)第十八条 都道府県知事は、【発達障害者支援センターが第十六条第一項の規定による報告をせず、若しくは虚偽の報告をし、若しくは同項の規定による立入調査を拒み、妨げ、若しくは忌避し、若しくは質問に対して答弁をせず、若しくは虚偽の答弁をした場合において、その業務の状況の把握に著しい支障が生じたとき、又は】・・・・・ときは、その指定を取り消すことができる。
 発達障害者支援センターの罰則規定を削除し、【 】内を追加:当初議員連盟案→提出当初法案

12.第三章 発達障害者支援センター等 条文の入れ替え
 当初議員連盟案:(改善命令)第十六条→(指定の取り消し)第十七条→(報告の徴収等)第十八条
 提出時法案:(報告の徴収等)第十六条→(改善命令)第十七条→(指定の取り消し)第十八条

13.(定義)第二条 この法律において「発達障害」とは、自閉症、アスペルガー症候群【と】その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害
 【 】内を削除:当初議員連盟案→提出当初法案

14.(国及び地方公共団体の責務)第三条 4 国及び地方公共団体は、・・・・・【犯罪等により発達障害者が被害を受けること】等を防止するため、・・・・
 【犯罪等による発達障害者の被害】→【 】内に修正:提出当初法案→本会議上程法案

15.(就労の支援) 第十条 都道府県は、発達障害者の就労を支援するため・・・・・地域障害者職業センター(障害者の雇用の促進等に関する法律(昭和三十五年法律第百二十三号)第十九条第一項第三号の地域障害者職業センターをいう。)、障害者【就業】・生活支援センター(同法第三十三条の指定を受けた者をいう。)、・・・・・
 【 】内を追加:当初議員連盟案→提出当初法案

以上です。

|

« 発達障害者支援法案の国会中継(3) | Main | 発達障害者支援法案の国会中継(5) »

「発達障害・自閉症」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/39637/2117571

Listed below are links to weblogs that reference 発達障害者支援法案の国会中継(4):

« 発達障害者支援法案の国会中継(3) | Main | 発達障害者支援法案の国会中継(5) »