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長男の小冒険

長男は、中学3年生、地域の中学校の複式学級(特殊学級)に通っています。
毎日、明るく、楽しく、学校生活を送っているようです。

長男には、広汎性発達障害という精神発達上の障害特性があります。
広汎性発達障害は、自閉傾向などと表現されることもあり、最近は自閉症スペクトラムという概念で説明されることも多いようです。その特性については、改めて書きたいと思いますが、周りのひととの関わりや相手とのコミュニケーションをとることがニガテな長男も成長とともに新たな経験を少しずつ積んでいくことで自分の生活圏を拡げてゆき、親とは離れて一人で行動できることがずいぶんと多くなってきました。

今年は、カミサンの実家で初盆があり、久々に家族揃って、埼玉から福岡県に帰ることになったのですが、5月ごろ、一人旅で九州まで電車で往復したいという本人たっての希望があり、カミサンとちょっとだけ顔を見合わせましたが、すぐに「ま、いいんじゃないか」と了解しました。

電車での一人でのお出かけは、日帰りで決まった行き先への往復は、日常茶飯事になり、まだ、多少の心配な面(忘れ物、落し物)はありますが、困ったときにどうするかが対応できるようになったので、安心して送り出してきました。今回は、約10日間のうち1週間を親兄弟のいない場所で生活するという本人にとっては往復の交通を含めた長旅であり、ひとつ本人が成長する中での大事な体験になるのではないかと思い、親もちょっと心配ながらも期待をしています。

今日は出発の日でした。朝、駅までカミサンの車で送ってもらい、私と二人で東武東上線、山手線と乗り継ぎ、東京駅まで向かいました。今回の一人旅用にと初めて手にした本人専用のプリペイド携帯を首から提げて、自分のお気に入りの宝物を詰めたリュックをしょって気分はわくわくなのでしょう。先頭車両の運転席やドアの扉の窓越しに外の景色を眺めながら鼻歌を歌っている様子でした。新幹線ホームで大好きな新幹線の先頭車両の前で記念撮影をしてあげました。はにかみながらも、デジカメの写真を確認すると自分の指定席の車両まで走ってさっさと乗りこんで椅子を見つけたら、ザックの中からラジカセやお気に入りの本をを出してすっかりくつろいでいます。気分はもう一人旅もーどなのでしょう。お互い感傷的な気分には全然ならずに窓越しのニコニコした笑顔に軽く手を振って700系のぞみを見送りました。

実家はカミサンの父が一人で農業を営んでおりますが、妹夫婦が近くに住んでいて、自分達が行くまでちょこちょこと面倒は見てもらう予定になっています。夕方、カミサンの携帯に(新幹線から長距離バスに乗り継ぎ)、待ち合わせの駅に無事到着した旨、妹からメールが入り、折り返し、本人の携帯に電話したところ、軽く「着いたよ!」の一言だったようです。明日は、部屋がたくさんある家のお掃除を手伝んだそうです。果たしてお祖父ちゃんとの田舎生活どうなることやら。長男の小冒険がスタートしました。

なお、これまでもときどき、長男の小冒険と題して、本人がチャレンジしてできた親の喜びを記したものを残しております。過去に逆戻るような形になりますが、改めてちょこっとしたエピソードなどを紹介してみたいと思います。

それではまた。(^o^)ノ

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「子育て・親育ち」カテゴリの記事

Comments

はじめまして、こんにちは。

虹父さんのとこにお邪魔しています、30代後半の父親系の者です。

うちの子供は、保育園の年長さんで、広汎性発達障害(自閉傾向)と判定されています。
まぁ、何とか親子共々、楽しくやっています。

サブタイトルには「広汎性発達障害」を入れているのですが、かなり私信系つぶやきなblogをやっています。

またお邪魔させてください。
宜しくお願いいたします。

Posted by: おいちゃん | 2004.08.19 14:41

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